湘南・藤沢・辻堂のレイキとヨガのちいさなヒーリングルームLeela(リーラ)のLISAです。
突然ですが、これを読んで下さる方は、感情の正体って何だと思いますか?
感情のコントロールができないなぁって悩んだり、自分を責めることはありませんか?
少々マニアックですが、感情エネルギーを扱う心理セラピーの知識に基づいた感情の働きとメカニズムについて、今日は書いてみたいと思います。
感情の正体はエネルギー
実は、私たちが普段「感情」と認識しているものの正体はエネルギーなんです。
単なるエネルギーを「嬉しい」「悲しい」と言葉でラベリングし、感情だと理解しています。
エネルギーだと!?と身構えた方もそうでない方も(笑)、
エネルギーとは得体のしれないものではありません。
太陽の光や電子レンジの熱のように「見えなくとも確かにあるもの」です。
身体の感覚、と置き換えるともっと分かりやすいかもしれません。
綺麗な夕焼けを見た時、大好きなペットや子供を抱きしめた時の胸があったかくなるような感覚。
嬉しく楽しみな出来事があるときのワクワクウキウキする感覚。

もしくはイライラした時、怒りを感じた時のざわざわ、モヤモヤ、胸がつっかえるような苦しい感覚。
その言葉にならない感覚こそが、感情エネルギーの正体です。
エネルギーなので時間の制限もありません。
昔嫌だったことを思い出すと、まるで今感じているかのように嫌な気分になったり、
反対に、昔の懐かしい出来事を思い出して切なくなったり。
未来のことをあれこれ想像して不安になったりワクワクしたりすることもあるかもしれません。
意識しようとしまいと、私たちは普段から沢山の感情を感じて生きています。
感情は消せない
なかには不快で、出来るならなかなか出くわしたくない感情もありますよね。
でもそれがなかなか難しい。だから悩む。
明日から怒るのをやめよう!やめます!って思っても、また怒ってしまったり。
そんな自分に自己嫌悪してイライラしたり。
でもそれはある意味当然です、だって感情はエネルギーだから。
太陽の光を浴びている時に、
どんなに「感じまい!」と心で決めても、
あたたかい感覚を感じるのはやめられませんよね?😂
感情は、それを感じない努力や、感じていないフリ、をすることは出来ても、それを消すことは出来ないのです。
「消したつもり」の感情の行方
そんな感情エネルギーにはいくつか特徴があります。
その1つが、
ありのままに感じないと抑圧してしまう、
というもの。
感情は前述の通りエネルギーなので、基本的に『流れゆくもの』です。
感情を「感じる」と流れていきます。
数秒ほどでスッと消えるような感じがします。
かといって実際に消えてるわけではありません、流れているだけ。
嬉しい!ワクワク!といった感情は素直に感じやすいのでスムーズに流れていきます。
ところがネガティブ感情はそうはいかない。
感じるのが苦痛だ、感じるのに耐えられない、
そう判断したとき、この感情エネルギーは流れず、
滞ってしまいます。
そしてその滞った感情エネルギーは勝手に消えることなく、
それをありのままに感じるまで、身体・潜在意識に残り続けていきます。
コントロールよりもありのままを感じる練習を
じゃあどうしたらいいの?と思いますよね。
その答えは、
感じたくないネガティブな感情をも、
ありのままに感じていく練習をすること
が大切になります。
私は京都にある中学・高校と仏教がベースの学校に通っていたのでよく仏教の話を聞いていたのですが、お釈迦様の説いているお話でも、あらゆる苦しみを苦しみとジャッジせずありのままに気づき、観察して、感じて、受け入れていく、とあります。それが今のマインドフルネスに通じているのですね。
ありのままに感情を感じていく練習方法は実は1つではなく、世の中には沢山あります。
心理セラピー、瞑想、ヨガなどはその代表格ですが、その他芸術やダンスなど表現活動でアウトプットしている人も多いように思います。
私自身は20代前半からヨガや瞑想に取り組みはじめ(先生につき、色々な流派の瞑想に取り組んでました)、その後出会った心理セラピーやレイキで感情をありのままの感じる練習をしてきました。これが自分に合っていると感じたからです。自分に合ったものを見つけるのにあれこれトライしてみるのはいいかもしれません☆
この記事を読んで、少しでも感情をコントロールできないのは自分のせいじゃないんだぁ~とか、感情をありのままの感じる方法を色々試してみよっかな?と思ってもらえたら幸いです★
私のクラスやセッションでもその部分をとても大切にお伝えしています。
どんな方法であれ、ありのままに心を感じるのはそれだけで自分への思いやり。
そんなセルフケアの習慣がどんどん広まることが私のミッションです。
LISA
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